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マッサーージとレイキのお店「さゆら」のセラピストが気まぐれに更新する日記です。
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使命
今日は息子の中学校の立志式の記念講演で、

熊本市内の人にはおなじみの「トタン屋根のケーキ屋さん」の新本高志さんのお話しを」聞いてきました。

新本さんは韓国人のご両親の元に、在日韓国人として日本で生まれたのだそうです。

生活がうまく回らず、酒を飲んでは暴力をふるう父親はやがて家を出て行き、

そして新本さんが小学3年生の時、新本さんと二人の幼い弟を残して、母親も行方がわからなくなりました。

それから新本さんは弟二人の面倒を見ながら、しばらくの間、野宿同然の生活を送ります。

イナゴや雑草を取って食べ、時には豚小屋から豚のえさを盗んでは口にしたと言います。

児童擁護施設に入れられた時は「あたたかいご飯が食べられてうれしかったです。」とおっしゃっていました。


およそ一時間の講話の中、ご自分の苦労話しをなさったのはほんの数分。

あとはひたすら笑いで場を沸かせて(これがまた、ほんとに笑える!!)、その合間に真理をポンと突くような言葉が飛び出します。


新本さんは、聴衆に何度も何度も「お寒い中、ありがとうございます。」と頭を下げておられました。

この場にこうして招かれて話しができる今が、どれ程ありがたい奇跡なのか・・・

そんな気持ちを噛み締めておられたのだと思います。

「難が有るからありがたいんです。苦しいことがあったから喜べるんです。」

「そして神様はその人が負えるだけの難しか与えられません。」


若き日の新本さんが作家の三浦綾子さんを北海道にたずねた時、

三浦さんは「使命とは、あなたの命を誰かのために使うことです。」と言われたそうです。

「あなたの目や耳や手足は、あなたのためだけにあるのではないのです。

どうかささやかなことでいい、あなたの目を、耳を、手足を、

どうしたらだれかのために使えるか?と考えてください。」

使命・・・。特別な人にだけある、特別なことではないのですね。

わたしたちは、今すぐにでも、日々の中で「使命」を果たすことができるのですね。








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