マッサーージとレイキのお店「さゆら」のセラピストが気まぐれに更新する日記です。
再評価カウンセリングという手法のカウンセリングを、仲間たちと学びあっています。
再評価カウンセリング(以下RC)では敬語を使わないというルールがあります。 みんなのリーダーシップを取るティーチャーは存在しますが、あくまでみんなが水平の関係なのです。 例えばわたしが50代の大学教授とセッションする場合や、子どもと大人の混合のセッションでも、 決してRCの場では敬語を使いません。 ティーチャーは「ティーチャーズ・タイム」という時間を取ることができます。 これはティーチャーが、ティーチャーとしてのストレスや緊張を、みんなに聞いてもらう時間です。 わたしのRCコミュニティのティーチャーは50代の大学教授の男性です。 はじめてRCのクラスに参加した時、ティーチャーがみんなに囲まれ、 手を握られたり、肩に手を置かれたりしながら、 その仲間の輪の真中で、「すごく怖いよ!うまくリーダーシップが取れるかすごく不安なんだ!」 と率直に感情を打ち明けているのを見て、衝撃を受けたし、また感動もしました。 仲間たちはティーチャーに向かって 「君は本当にいいティーチャーだよ!みんながついているから大丈夫だよ!」 と温かい言葉をかけたり、ハグしたりします。 学校で、会社で、社会で、こうやって弱音を吐くことがもっと許されたら、 日本で、今のように鬱病や自殺者が増える事も無いんじゃないかな。 「弱いことは悪」という価値観の中で、存分に弱音を吐くことができずに、 大人も子どもも、「平気なふり」をしていなくてはならない。 こういう社会が人を追い詰めるのだと思います。 怖いことは怖いと、逃げたい時に逃げたいと、「もー、やだ!」と思った時に「もー、やだ!」と もっと、弱音の吐ける世の中になるといいなーと思います。 スポンサーサイト
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