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マッサーージとレイキのお店「さゆら」のセラピストが気まぐれに更新する日記です。
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痛みを抱きしめる (長いです!)
お店に訪れてくださるお客様のほとんどが、気持ちの上で、何らかの葛藤を抱えておられる方です。

わたしがそういう性格だから、引き寄せている?もちろんそうも言えると思います。

でも、わたしがレイキをお仕事にしようと思ったのは、そういう方の助けになりたいから、

助けなんて、傲慢だけど、少しでもお手伝いできることがあればと思ったから。


ブログに自分の過去の経験を書くのは、それに同情して欲しいからでも、もちろんなくて、

今現在、過去のわたしのような気持ちを経験している方の、

少しでもヒントになればと思いながら書いています。

わたしが経験した苦しみの、何倍もの苦しみを味わっている人も居ます。

その人の苦しみの全部を解ることはできないけど、「ひとりじゃないよ」と伝えたい。


このブログを読んでいる友人にも、話していないことかもしれないけど、

わたしは二十代の前半から、断続的に9年間、心療内科にかかっていました。

お薬を処方されていたこともあったし、カウンセリングだけのこともありました。

子どもの頃から、脅迫感や不安感が強くて、ずっと生きるのが怖かった。

生きているのが楽しいと感じるようになったのは、ほんとうについ最近のことです。

カウンセリングを重ねるうちに、これは本来の私自身の気質と、

生い立ち(特に母親との関係)が、複雑に絡んだ結果だということが分かって来ました。

自分という人間を、自分がどう扱って良いのか分からず、感情はコントロールが効かず、

激しい落ち込み、怒り、自己否定、罪悪感に飲み込まれて、

まるで舵の取れない、荒波に漂う船のようでした。

子どもや元の夫にも、たくさん迷惑をかけました。可愛そうな目にもあわせました。


でも自分が「病気」だと思ったことは一度もありませんでした。

わたしは自分の人生の絡まった糸を、少しずつ解いていけるはず。

そうすれば、必ず自分の人生を、自分の元に取り戻す事ができる。

それを信じる事ができたのは幸いでした。


時には、自分の苦しさをを、夫のせいにし、母親のせいにし、子どものせいにし、

荒れ狂った気持ちの中で、恨みや怒りだけが渦巻くこともありました。

でも、もちろん、誰のせいでもなかった。「自分のせい」ですらなかった。

そこに責任を負うべき人は、誰も居ない。


でも、ひとつだけ言えること。

それは、自分を幸せにできるのは自分しか居ないということ。


それから、わたしは自分の「痛み」を抱きしめることにしました。

他人のせいにしていたとき、「痛み」や「苦しみ」は排除すべき敵でした。

早くどこかに行って欲しい、厄介ものでした。

でも、この痛みも苦しみも、本当に癒せるのは自分しか居ない。

だから、怪我をして、痛いと叫んでいる子どもを、そっと抱きしめていたわるように、

痛みと苦しみを抱きしめる事にしました。

お薬も飲むのを止めました。

お薬を飲む事は、「痛い!」という子どもの叫びを、耳を塞いで聞かないようにすることだから。

「痛い!」「苦しい!」という叫びを、とことん聞いてあげよう。

だって、この痛みも苦しみも、わたしから生まれた子どもだから。


そうして、自分を抱きしめる事を、少しずつ、少しずつ学んでいきました。

癒しは、ゆっくりゆっくり起こっていきました。

20年かけてこじれた糸を、20年かけて解いてきた気がします。

わたしの変化に一番驚いているのは元の夫です。


今でも、時々急に落ち込んだり、いろんなことが不安になったりするけど、

「これがわたしだから」と受け入れる事ができます。

そして、自分の人生は自分のものだと、自分で創っていけると、心から信じる事ができます。

たくさんの、家族や友達や、目に見えない存在が、わたしを見捨てることなく支えてくれたお陰です。





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